G319−T

デジタル結露計

特 徴


気候条件が塗布に適しているかを判断するのに必要なパラメータをすべて測定ㆍ記録できます。

◆手持ち式の結露計として使うことも、データの記録計として使うこともできます。
 ・読み取り値とともに測定日時を記録
 ・照明付きの鮮明な画面に表示するパラメータを5個まで設定可能
 ・温度の変化を示す矢印
 ・ホールド機能により、データを保存する前に確認が可能

◆磁石が内蔵されているので、データの記録中に下地に固定できます。

◆最高999バッチ(グループ)、25,000個の読取値を保存できます。

◆IP66に従った防塵加工と防水加工が施されています。

◆制限値を設定しておくと、その値を超えた場合に警告音が鳴り、ランプが点灯します。

◆USB接続かBluetooth®でパソコンに転送し、付属のソフトで表示、管理できます。また、モバイルアプリも無料でダウンロードできます。


仕 様

結露計本体 測定範囲:-20〜80℃  精度:±0.5℃ 分解能:0.1℃
気温(Ta) 測定範囲:-20〜80℃  精度:±0.5℃ 分解能:0.1℃
表面の温度(Ts) 測定範囲:-20〜80℃  精度:±0.5℃ 分解能:0.1℃
相対湿度(RH) 測定範囲:0〜100%RH  精度:±3%RH 分解能:0.1%
比湿(SH) 測定範囲:0〜325g/kg 精度:±8%SH 分解能:0.1g/kg
使用温度範囲 -20〜80℃
読取パラメータ RH:相対湿度
Ta:気温            
Ts:表面温度         
Td:露点(TaとRHから計算)
T△:表面の温度と露点の差
Tdb:乾球温度(Taと等しい値)
Twb:湿球温度(TaとRHから計算)
SH:比湿(TaとRHから計算)
電源 単3乾電池×2、USBケーブル接続
【電池寿命】手動記録時:40時間以上、自動記録時:約400時間(10分間に1回データ記録をする場合)
大きさ・重さ 約75(W)×35(D)×180(H)mm 約300g
付属品 USB接続ケーブル、ソフトウェア(ElcoMaster®)CD、携帯用ケース、取扱説明書

ポイント

空気の温度が次第に下がると、ある点から水蒸気が凝結して、液体としての水すなわち露や霧が発生します。この凝結を発生する温度が露点温度(露点)です。

《塗装》
鋼構造物を塗装するとき、構造物の表面温度が空気の露点温度に近いと結露が発生する危険があります。

《建物の湿気》
なぜ結露は下から上がって来る湿気のように見えるのでしょうか。低温の外壁の場合、露点以下に表面温度が下がると結露は空気温度の低い、底面部から起り次第に上部へ移っていきます。

《大気監視》
暖房と換気の空調(HVAC)システムの効率調査には、迅速、正確なこの計器が最も有効です。


《結露とカビ》
凝結は暖かい空気が低温物体に接すると起こります。従って、結露は室内空気の湿度と物体表面の低温が原因となります。特に冬期には、窓を閉じることが多く換気が少ないと湿った空気が追い出されないので結露が起りやすくカビの発生となって現れます。
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