エルソニック

超音波測定器

特 徴


◆ひび割れ深さ測定
超音波を用いて、高架橋・橋梁・トンネル・連壁・床版などコンクリート構造物の表面上のひび割れ深さを非破壊で精度良く測定します。

◆透過・表面音速測定
国交省の「微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定」の適合品です。コンクリート内部の健全性判定、品質評価で音速を測定します。

◆様々な用途で使用されます。
 ・新設コンクリート構造物の品質管理
 ・コンクリート強度測定
 ・鉄筋腐食の可能性評価
 ・コア抜き等の特別検査の必要性検討材料

ひび割れ深さの測定(直角回析波法)

 ひび割れを挟んで、探触子2本を等間隔にひび割れの近い位置から当て、緑のランプの点灯を確認しつつ、探触子をさらに遠ざけます。ランプの色が緑から赤に変わる位置を探し、赤ランプに変わった位置で探触子の中心に印を付け、ひび割れと探触子の距離を測り、ひび割れの深さを求めます。
 コンクリートの音速に関係なく、また鉄筋があっても独自のランプ法(直角回析波法)でひび割れ深さの測定が可能です。

仕 様

<ひび割れ深さ測定>
測定原理
ランプ法(直角回析波法)
測定範囲(目安)
8〜30mm(小型センサー オプション品)
30〜500mm
測定精度
深さ8〜30mmの平坦面  ±5mm   (小型センサー)
深さ30〜150mmの平坦面 ±10mm  (標準センサー)
深さ150mm〜の平坦面  ±10%   (標準センサー)
 *ランプ法で測定した場合
<音速測定>
(透過音速測定)
測定原理
伝搬距離÷伝搬時間(エルソニックで測定)
測定範囲(目安)
時間 0.1〜999.9μs
距離 1000mm以下
  *標準センサー使用時
測定精度
長さ250mmで±0.3μs
 *同一コンクリート面での繰り返し精度
公称周波数標準センサー  28kHz
小型センサー  200kHz
使用温湿度範囲0〜40℃、80%RH以下(結露しない事)
大きさ・重さ本 体     約240(W)×245(D)×105(H) mm 約3.2kg
標準センサー  約φ20(振動面)×125(L)mm 約400g ケーブル長3m
小型センサー  約φ12(振動面)×60(L)mm 約200g (オプション品)
電源AC100V(ACアダプターによる)
単3アルカリ電池×8本
 【電池寿命】連続使用時間約30分
 *ひび割れ深さ測定、音速測定は消費電力が大きいので、AC100Vの使用を推奨します。
付属品ひび割れ・音速探触子ESP-10×2本、ACアダプター、ブラシ、折尺、ヘラ、L型中継アダプタ2種、収納ケース、取扱説明書
【販売消耗品】接触媒質

オプション品

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