CGC−01
特 徴
◆「浸透性コンクリート保護材」を塗布しても、コンクリート表面の外観変化が殆どなく、目視では塗布されているか分からない保護材の塗布の有無を判断します。
◆土木研究所資料第4186号に準拠しています。
※ご使用に関しては必ず土木研究所資料第4186号付属資料-3 「浸透性コンクリート保護材の塗布判別方法(案)」を参照して下さい。
◆NEXCOの「構造物施工管理要領」(H24.7)に追加された新項目「2-8コンクリート表面保護」(4) 5)に挙げられている「表面抵抗式水分計を用いた方法を準用した機器」が本器にあたります。
◆プローブをコンクリート面に押し当てる事により、密度、埋設鉄筋などに影響されずに「浸透性コンクリート保護材」の塗布状態の検査ができます。
◆必要最小限の機能・表示により個人差なく簡単に測定できます。
◆対象となる材料と基材
シラン系、シラン・シロキサン系、シラン・シロキサン・ふっ素系の撥水性を有する浸透性コンクリート保護材を塗布したコンクリート面
※撥水性のないケイ酸塩系(アルカリシリケート系)などには適用できません。
使用方法
・検査は浸透性コンクリート保護材を塗布した後、2日以上30日以内で行います。
・1ロットの大きさは約50〜100m2とします。(概ね18L石油缶の塗布面積程度)
・1ロットあたりの測定数は5点以上とされています。
・各点の測定は1回としますが、判定できない場合は判定できるまで複数回行います。
1)測定個所を霧吹き等で、15秒程度水で濡らします。
2)散水後15秒程度経過してから、ウエス等で水滴が無い状態まで表面の水を拭き取り、5分放置します。
3)チェッカーのプローブを押し当てて測定し、測定値を記録します。
※測定時の気象条件(天候、風、温湿度、日当たりの有無等)により影響されるので、気象条件を記録することをお勧めします。
仕 様
測定方式 | 直流電気抵抗式 |
表示範囲 | LLL、1.0〜4.5、HHH |
表示分解能 | 0.1 |
表示方式 | LCD表示、ホールド機能付き |
プローブ | 小型押当て式ゴム電極 |
使用温度範囲 | 0〜40℃(結露しないこと) |
大きさ・重さ | 本体 約80(W)×150(D)×35(H)mm 約165g(電池含まず)
プローブ 約φ25×83mm ケーブル長 約1m 約90g
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電源 | 単4アルカリ乾電池×4本、オートパワーオフ機能付き(15分)
【電池寿命】連続使用時間約100時間
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付属品 | ネックストラップ、収納ケース、CGCチェッカー、取扱説明書 |