酸欠・有害ガス・粉じん・ニオイ
XP-329IIIRニオイセンサ
XP-329IIIR
においの強弱をリアルタイムに測定できる「レベル値」と嗅覚測定の「臭気指数(相当値)」の測定が可能です

特徴

◆においの強弱をリアルタイムに測定できる「レベル値」と嗅覚測定法の臭気指数に相当する「臭気指数(相当値)」が測定でき、測定中の表示切替も可能です。

◆連続してリアルタイムに測定値を表示できるモニタリングモードと、1分間のピーク値を表示するバッチモードの2つの測定モードがあります。

◆ご利用場所に合わせたオリジナルの臭気指数変換テーブルを作成する事で、臭気指数(相当値)を直接表示する事ができます。

※臭気指数変換テーブルの作成には、嗅覚測定が必要です。臭気指数は、専門業者にて嗅覚測定で求めます。 

※簡易的に現場の雰囲気に近い臭気指数(相当値)を求めるにはメーカーのホームページより業種別に用意されたテーブルをダウンロードして下さい。 

◆データメモリ機能搭載で、機器に蓄積されたデータを専用ソフトでパソコンに取り出すことが可能です。

ニオイセンサの表示方法

本器の「レベル値」に単位は無く、においの強弱を0~2000の数値で表示します。ニオイは通常、色々なニオイ物質が混ざり合った複合体で存在します。ひとつのニオイ(単一臭気)であれば、その濃度をppmやppb、%といった単位で表せますが、ニオイが混ざり合って存在(複合臭)する場合はこうした単位で表示することができません。
公定法である嗅覚測定法で得られた臭気濃度や臭気指数にも単位はなく、「強さの度合い」という形で表されます。こうした背景もあり、ニオイセンサはにおいの強弱を相対的に数値化しますので、指示値は無単位となっています。

また、ニオイの種類の識別はできません 。
本器は、ニオイの強さの度合いを測定するものであり、良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類の識別はできません。いい匂いの花と、ゴミ捨て場でのニオイは、ニオイの質が明らかに違っていても、得られる数値がまったく同じになるということがあります。

仕様

測定対象 各種香気・臭気成分
検知原理 高感度酸化インジウム系熱線型焼結半導体式
測定(検知)範囲 レベル表示時:0~2000
臭気指数表示時:0~(40)[レベル表示の2000相当値まで]
測定モード モニタリング/バッチの2モード
採取方式 マイクロエアポンプによる自動吸引式
表示方法 LCDデジタル表示(64×128ドット)
データメモリ容量 モニタリングモード:最大8,188データ
バッチモード:最大4,095データ
電源 単3アルカリ電池×4本、AC100~240V( ACアダプタによる)
【電池寿命】アルカリ電池使用の場合、約8時間
使用温度範囲 0~40℃、10~80%RH(結露なきこと)
大きさ・重さ 約84(W)×40(D)×275(H)mm 約640g(電池含む)
付属品 活性炭フィルタ、ドレンフィルタ、吸引アタッチメント、テフロンチューブ1本、チューブ用口金、ACアダプタ、キャリングケース、コネクタ付出力ケーブル、コミュニケーションパック(CD)、フィルタエレメント、臭気指数変換テーブル作成マニュアル、取扱説明書、【販売消耗品】活性炭パック

カタログ資料

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